音のなる仕組み

このオルガンは内部が電子回路で作られています。
そしていくつもある電子回路と同じ数のキーが接続されていて、
それぞれのキーにそれぞれの音が出るようになっています。、
たとえば8個のキーにド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドの音という具合です。

そしてそれぞれのキーの先には、その音を電気的に発生させる電子回路がついています。
故障の原因は大電流で壊れたこの電子回路を構成するICを取り替えればいいと考えていたのですが、
このICというものは表面に記載されている型番号という物によってしかその違いがわからないものなのです。

そして残念なことにこのオルガンのICは型番が削れ落ちていて、また取り扱い説明書がないため、
同じ回路をICを取り替えるだけで動かすことはできないと感じました。

そこで、私たちは新しく電子回路を作成することにしました。
幸いに故障前のオルガンの音が記録されていたので、
それをどんな周波数が出ているかを解析する装置を用いて、計測したところ、
音の波はひとつの正弦波であることがわかりました。
ここから、正弦波を発生させる電子回路を作成することにしました。

下の図がその電子回路・ウィーンブリッジ発振回路の図です。

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Last Update 2002.04.11