
ここではこれまでストリートオルガンの様々な面について調べたことを、
仕組み・歴史等の項目別にまとめていっています。
ストリートオルガンの歴史

|

音楽をどこかに閉じこめておいて、いつでも何処でも好きなときに聴きたいという人類の長い間の夢。
それがはじめてかなえられたのは、手廻しオルガンによってでした。
最初の小型オルガンが作られたのは十六世紀の中頃です。
その後いろいろと改良され,
十九世紀の中頃から二十世紀の始めにかけて,最盛期を迎えることになります。
近年ではハイテク技術の応用により、
音楽情報の信号を電子基盤に記録したオルガンもあり、
記録媒体がロールペーパーやバレル式であるオルガンと比べると、
より多くの曲を連続演奏できるようになりました。

このオルガンの音の出る仕組みは手廻しハンドルでフイゴを動かし、フイゴの風をパイプ・オルガンに送ることにより演奏するのです。
音楽信号は木の筒(バレル)に釘を植え、
この部分でキーを動かして、その木の筒に書かれた曲を自動的に演奏する仕組みになっています。
このオルガン用に曲を記録するものには、ロールペーパーや、”ブック”と呼ばれる経木状の紙に孔を開けたもの、
バレル(木の筒)に釘を打ちつけたもの、
円盤状のボール紙やアエン板に孔を開けたものなどがあります。
これが今でいう音楽信号を記録しておくソフト・ウエア
つまりMDやCD、カセット等がこれにあたります。

オルガンは三つのタイプに大別することができます。
大型のもの
はフェアグラウンド・オルガン、ダンスオルガンと呼ばれ、その中には、オルガンに
ドラム、シンバル、カスタネットなどの打楽器や
指揮をするカラクリ人形をつけたものなどがあります。
これらはメリー・ゴーランドやサーカスのバック・グラウンド・ミュージック用として使われていました。
中型の
オルガンは手押し車に乗せたり、ベルトで肩にかけて運搬し、
客引き用として戸外で使われていました。これが
ストリート・オルガン
と呼ばれる楽器です。
ドイツには、バシガルボ、ブルダー、ブレイデなどのオルガン造りの名人がいました。
小型の
オルガンは家庭用として用いられました。
ロールペーパーや、ボール紙の円盤を曲譜として使っていました。
これをオルガニートと呼びます。
Last Update 2002.04.01